少し前の話になってしまいますが、キヤノンからAPS-CのEOS R7とEOS R10の発表がありました。野鳥撮影ファンの方は、気になっているのではないでしょうか。中でも、EOS R7は、「7」の系譜になり、野鳥撮影に使えるか?!と期待したいところですね。
EOS R5を使っている自分も気になります(こちらで比較ができます)。以下、簡単に見てみましょう。
画素数
まずは画素数です。EOS R5は、4500万画素あり、トリミングすることの多い野鳥撮影では大変重宝しています。それに対し、EOS R7は、3250万画素。同じAPS-C機の名機EOS 7DMark2は、2020万画素。画素数が大幅に増えているのは大きなポイントです。
| EOS R5 | EOS R7 | |
|---|---|---|
| 有効画素数 | 約4500万画素 | 約3250万画素 |
| 有効センサーサイズ | 約36.0×24.0mm (35mmフルサイズ) | 約22.3×14.8mm (APS-Cサイズ) |
| 有効撮影画角 | 約1.0倍 | 約1.6倍 |
EOS R5でAPS-Cのクロップモードにすると、1760万画素になり、EOS R7の方が画素数が多くなります(正直、クロップモードについては、あまり利点を感じていませんが)。
APS-Cで1.6倍の望遠が効いて、さらに画素数的には申し分ないとなると気になるのが、画素ピッチが小さくなっているのでその影響、ISO耐性ですね。こちらは、次の項目にて。
ISO耐性
スペックとして公表されている常用ISO感度で比べると、以下となります。
| EOS R5 | EOS R7 | |
|---|---|---|
| 常用ISO感度 | 51200 | 32000 |
フルサイズのEOS R5にはかないませんが、良いところまで来てます。
自分の場合、EOS R5でISO上限を6400としていますが、単純に比例したとすると、EOS R7での上限は4000。そんな単純計算とは行かないと思いますが、まぁ、ISO上限は3200ぐらいでしょうか。
EOS 7DMark2を使っていた時は、上限を3200としていたので、ISO性能同等で画素数が向上したとなると、これはなかなか魅力的ですね。
RAWバーストモード
聞きなれない言葉、RAWバーストモードって何でしょう。ホームページから引用すると、以下になります。
電子シャッターによるRAW画像の連続撮影機能としてRAWバーストモード(AF/AE追従)を搭載。クロップなしの最大約3250万画素※1で最高約30コマ/秒※2の連続撮影を実現しました。さらに、シャッターボタンを全押しした瞬間の約0.5秒前からの[プリ撮影]も可能。鳥が飛び立つ瞬間など、レリーズのタイミングが間に合わなかったシーンをカバーします。
キヤノンホームページ EOS R7 | 高速・高画質より引用
※1 RF/EFレンズ使用時。使用するレンズまたは画像処理により、有効画素が減少することがあります。
※2 連続撮影速度は、被写体/撮影条件、カメラ設定や使用レンズなどにより低下することがあります。詳細についてはこちらをご参照ください。
プリキャプチャ機能と言った方がよいでしょうかね。
(注:改めて調べると、EOS M6 Mark IIにも搭載されていたのですね)
これは、上位機種のEOS R3、EOS R5、EOS R6にもない機能。なかなか魅力的です。ただ、電子シャッターという言葉が若干気になります。メカシャッターでは設定出来ない機能となると、歪みが気になるところ。
ローリングシャッター歪み
発売前の現時点では、ローリングシャッター歪みに関する情報があまりありません。ただ、先日見ていたレビュー動画で、鳥を作例に、ローリングシャッター歪みが気になるとコメントされていたのは気になります。鳥は電車や飛行機ほど歪みが目立たないと思っているのですが、その鳥で気になるとなると、ちょっと程度が心配。
こちらについては、発売されたら情報がもっと増えるので、そちらを待ちましょう。
現時点での結論
これを記載している時点では、まだ発売前ですが、野鳥撮影の視点でスペックを見ると、魅力的ですね。

どうするの?EOS R5から買い替えるの?乗り換えて差額でレンズを買うのも良いんじゃない?
EOS R5からの乗り換えについては、今のところ予定はありません(まだまだ使い倒します)。
でも、もし自分がEOS 7DMark2を使い続けていたら、EOS R7に行ったと思います。画素数の増加、AF機能の向上、プリキャプチャ機能など、性能アップ、魅力的な機能満載です。野鳥撮影の世界が変わる感じもします。そもそも、今、野鳥撮影でEOS 7DMark2を使用している人は、かなりのシャッター回数になっていて、そろそろ買い替えのタイミングになっているのではないでしょうか。そういう意味では、EOS 7DMark2の方、買い替えの時期が来ましたよ!というのが結論です。
そして、最後に一言。
キヤノンさん、EOS R5のファームアップデートで、プリキャプチャ機能(RAWバーストモード)の対応、お願いします!(実はこれが一番言いたかったw)



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