EOS R5のカメラの操作部カスタマイズについて、前回記載しましたが、その続きです。
かなりマニアックな内容なので、多くの人が理解出来ないかもしれませんが続けます。
操作部の設定
ボタンカスタマイズ
こちらが設定の一覧です。
| No. | 静止画の設定項目 | 初期値 | 設定後 |
| 1 | シャッターボタン半押し | 測光・AF開始 | 測光開始 |
| 2 | 動画撮影ボタン | 動画撮影 | 動画撮影 |
| 3 | MODEボタン | 撮影モード設定 | 撮影モード設定 |
| 4 | AF-ONボタン | 測光・AF開始 | 瞳AF |
| 5 | AEロックボタン | AEロック/FEロック | 測光・AF開始 |
| 6 | AFフレームボタン | AFフレーム選択 | AFフレーム選択 |
| 7 | 絞り込みボタン | 絞り込み | 撮影機能の登録と呼出 |
| 8 | レンズのAFストップボタン | AF停止 | AF停止 |
| 9 | マルチファンクションボタン | ダイヤルファンクション設定 | 静止画⇔動画の切り換え |
| 10 | 表示パネル照明ボタン | 短押し:表示パネル情報切り換え 長押し:表示パネル照明 | 短押し:表示パネル情報切り換え 長押し:表示パネル照明 |
| 11 | SETボタン | AFフレーム中央戻し | 静止画クロップ/アスペクト |
| 12 | マルチコントローラー | 無効 | AFフレームダイレクト選択 |
前回は、1. シャッターボタン半押しと4. AF-ONと 5. AEロックボタンのAF関連の設定について記載しました。
今回は、まず猛禽モードと呼んでいる、7. 絞り込みボタンについてです。
こちらの目的は、小鳥などを撮影していて、空を見上げるとタカなどの猛禽を発見!という時に、素早く撮影出来るようにすること。
空抜けしていることが前提なので、露出はプラス補正(真っ黒なシルエットにならないように)、シャッター速度も高速に(動きものなので)、絞り気味で、という条件です。
例えば、つい先日、ちょうど1週前の例でいえば、森の水場でコジュケイを撮影している最中に、オオタカが上空に現れました。


以下の露出条件を瞬時に切り替える必要があります。
- 森の中の撮影(コジュケイ):F7.1, 1/320, ISO3200
- 空の猛禽(オオタカ):F8.0, 1/2000, ISO2500
実際、すぐにこの設定を変えるのは、無理でしょう。
設定を変えている間、オオタカもどんどん離れてしまいます。この日もオオタカがどんどん上空に上って行ってしまいました。設定の切り換えが速ければ、速いほどよいです。
前置きが長くなってしまいましたが、ここで登場するのが、撮影機能の登録と呼出です。

この撮影機能に空の猛禽撮影する設定を行い、絞り込みボタンに割り当てます。絞り込みボタンを普段使わないることが前提ですが、私は実際に使っていなかったので、この設定で問題ありませんでした。空背景を撮る時には、このボタンを押しつつ(薬指)、AFをしながら(親指)、レリーズする(人差し指)という感じです。ちょっとややこしように見えますが、やってみると結構使えると思いますよ。
その日の状況、晴れて青空なのか、曇りなのかで、登録しておく条件は変えた方がよいことも付け加えておきましょう。
最後に、マルチファンクションボタン。こちらは静止画モードと動画モードを一発で切り替えられるようにしておきます。
動画について補足すると、ボタンの中に動画撮影ボタンというのがあります。ここは、静止画モードで利用すると、動画モードのカスタマイズC3が使われる仕様になっているので、私は4K/120pのハイフレームレートを設定しています。

動画撮影モードでは、Avを設定しています。私はここではハイフレームでなく、4Kの通常のフレームレートにしています。
ハイフレームレートでは音声は録音出来ないので、音が欲しい場合は動画モードに変更し動画撮影、そうでない場合は静止画モードから動画撮影ボタンで動画撮影、となります。
こちらも言葉で書くとややこしいのですが、実際に設定するとそんなに難しいことではありません。また、一度、設定して慣れてくると、速やかに切り換えられるようになります。
まとめ
2度に分けて記載してきましたEOS R5 の操作部カスタマイズについて。こちらは、あくまでも私の設定例です。それぞれの撮影スタイルがあると思いますので、どんどん自分にあった形に変えて行くのがよいかと思います。
これだけ充実したカスタマイズ機能があるので、メーカーも重視しているのだと思います。使わないのはもったいないです(程度の違いはあるかもしれませんが、ほとんどの人は使っているのかな)。
私もどんどん自分に合うものが見つかったら変えて行きますので、何年か経ってこの記事を見たら、だいぶ変わったなぁと感じるかもしれませんね。



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